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タンポポを調べよう。
2011.4.24

写真は、カントウタンポポとシロバナタンポポ
みんなで創ろう全国タンポポ前線マップ
2011.2.22〜9.30まで
日本のタンポポは今咲いています。
これから調査をしてさっそく送ります。


関東かんとうではカントウタンポポとよばれている昔から日本でどこでもみられたタンポポ(在来種ざいらいしゅ)が、都市化の中でっていきました。そして、1年中、気温が上がると花を咲かせているセイヨウタンポポ(雑種性帰化植物ざっしゅせいきかしょくぶつ日本のタンポポと交配)が、タンポポとして身近なものになりました。このヨーロッパからから明治のころ食料としてやってきたセイヨウタンポポは、花粉かふんを必要としないで自分でたねをつくる単為生殖たんいせいしょく)ができ、1株だけでもふえていくことができるのです。きびしいまち環境かんきょうの中でも増えていくことができました。昆虫を必要としない植物がふえていくことで、昆虫はどうなっていくのでしょうか。生物の多様性たようせいの問題を指摘してきする学者もいます。
 ところで、昆虫こんちゅうによって花粉かふんを運んでもらっている日本のタンポポは、2月から4月、春を待っていたかのように一斉いっせいに花を咲かせます。一かぶだけでは、生き残ることはできないので、周りにたくさんの仲間がいて花を咲かせています。よく見ると、草の生い茂っている中から花を咲かせているたくましさもあります。日本のタンポポは、どのような環境の中で生きてきたのでしょうか。カントウタンポポが生えているところを見ると分かってきます。
 タンポポは、日本の田畑のあぜ道や里山の中でよく見られました。里山のクヌギ、オオシマザクラの林の中、寒い冬の間をロゼット状に葉をしぼめてたえていたタンポポは、日の光がさしこんで少し暖かくなってくると、葉を立てていっぱい光を浴びて生長していき、春をつげるように2月の終わりごろから花を一斉に咲かせます。そして、綿毛の種を飛ばすころになると、林は若葉の林に変わり、夏の暑さを涼しい林の中ですごすことができるのです。タンポポは、暑い夏の間、葉を落とし夏眠状態かみんじょうたいになってたえる知恵ももっているのです。そして、つぎの春がくるのをじっと待つのです。


 

また、日本のタンポポは、里山と同じように日本の農耕のうこうの中でうまく生活してきたように思います。田畑の土手の草刈りの後、日光がさしてタンポポが目をさまして、一斉に花を咲かせています。高い草が生い茂っている中でも、日光をもとめて葉や花のえ(花柄)をのばして、昆虫に見つけてもらおうとしています。タンポポの綿毛をとばしてしまうと、生い茂っている草の中で夏の暑さをしのいでいるのです。日本のタンポポは、暑さに弱いのかもしれませんね。
 秋谷をまわってみて、前田橋のバス停、1丁目きらきら公園、前田川沿いの道など、まだまだ日本のタンポポは環境の変化にまけていませんでした。それは、秋谷が昔のままの自然を残している地域というあかしかもしれません。
 また、日本に帰化して日本の暑さに強くなり、街の中でも生活できるようになったセイヨウタンポポも生きるための知恵をもってきたのです。。二つのタンポポは、花の下のがくのところがそりかえっているか、いないかで見分けることができます。えりまきのようにそりかえっているのがセイヨウタンポポです。タンポポを見つけたら花をうらがえして、観察してみましょう。

 ところで、毎年、暑くなっていくように思いますが、この温暖化おんだんかとタンポポの関係がありそうです。 九州・四国でよく見られるシロバナタンポポ(上の写真)を、秋谷のきらきら公園でも3株ほど見つけました。関東までやってきていることは聞いていましたが、秋谷で見つけたのは初めてでした。
 
2011.6.12  19:30 前田川にゲンジボタルがまっていました。8ひきほど。数日後、十数ひきにふえてきました。
2011.6.23 前田川のゲンジボタルはいなくなり、道路わきのみぞに十数ひきまっていました。前田川より1週間遅れて発生していました。水温の違いからでしょうか。前田川のホタルは.横須賀の他の地域とくらべて遅いようです。